マップ ペインを使用する
マップペインを使用して写真に撮影場所の情報を追加することができます。場所の情報はいつでも呼び出し、表示することができます。マップを使って、ファイルのグループを選択して次のワークフローに移ったり、写真を選択して表示モードで表示したりします。
マップペインに表示されるファイルの場所は、ファイルのプロパティに含まれている緯度と経度の情報に基づいています。ジオタグ機能を持ったカメラを使っている場合、地理的な位置がマップ上に自動伝達されます。また、マップ上に直接ファイルをドラッグして「すべて保存 」ボタンを押すと、座標を追加することができます。
ジオタグの付いている画像は、マップ上にピンで表示されます。マップ上のピンをクリックして、地理的な場所の範囲にあるファイルを選択し、表示したり処理したりすることができます。
マップに追加できるファイルフォーマットは次のとおりです。JPG、TIFF、RAW、DNG および PNG。
ACDSeeは、ジオタグを含むファイル情報を、ファイルを参照する際、データベースに自動追加します。ファイルの数が多い場合には、まずファイルをカタログ化すると、マップ上のピンの読み込み時間を短縮することができます。ファイルをカタログ化するには、「ツール」から「フォルダをカタログ化」をクリックします。
マップ ペインを開くには:
管理モードで、「表示」>「マップ」 (Control―Shift―M)をクリックします。
マップペインは、管理モードで「ファイル一覧」ペイン上に表示されます。
管理モードで、キーボードショートカットControl―Shift―Mを使用して、マップのオン/オフを切り替えることができます。
ドラッグしてマップにファイルを追加するには:
- 管理モードで、1 つまたは複数のファイルをマップにドラッグします。
- マップの左上端にある「すべて保存」をクリックします。
ジオタグ付き画像は、次のアイコンで示されます。
マップからピンの場所を削除するには:
ジオタグの付けられている画像サムネイルを右クリックし、「マップ」>「マップから削除」を選択します。
マップ上でジオタグ付きの画像を表示するには:
ジオタグの付きの画像サムネイルを右クリックし、「マップ」> 「マップで表示」 を選択します。または、ジオタグ付き画像を選択して、Control―Shift―Vを押します。
場所を検索するには:
特定の場所を検索するには、マップ ペインの右上に表示されている場所を検索フィールドに名前やランドマークを入力します。
場所、ズーム、マップの種類を規定に設定するには:
- マップ上で希望する場所を表示し、希望するズームレベルに調整して、マップの種類(地図または航空写真) のいずれかを選択します。
- 「ツール」>「マップ」>「既定のマップ位置に設定」をクリックします。
注意:マップは現在選択されているファイル一覧の内容に反映されます。ファイル一覧内に、既定設定とは異なる場所にマップされている画像が含まれている場合には、その場所が表示されますのでご注意ください。
特定の場所にパンしてズームするには、マップ検索フィールドに場所の名前を入力してEnterキーを押します。
逆ジオコード (逆ジオコーディング):
逆ジオコード コマンドを使うと、特定の IPTC フィールドに場所の情報を保存することができます。含まれる情報:国、国別コード、州/県、場所。
- 管理モードで、1 つまたは複数のファイルをマップにドラッグします。
- マップの左上端にある「すべて保存」をクリックします。
- 逆ジオコードボタンをクリックすると、場所の情報をプレビューできます。
- 「保存」をクリックすると、これらの情報を選択された画像の IPTC フィールドに保存します。
複数の異なる場所の画像が選択されている場合は、それらのうちの一つのみが使用されます。
マップ ペインを使用したワークフロー
特定の場所の画像がすべて選択されている状態で、次のようなワークフローを実行することが可能です。
- 現像モードを開いて、この選択をまとめて処理します。
- 「一括」ツールを使用して、場所が同じ画像に同じ設定を適用します。
- 「表示」から「スライドショー」 をクリックして、同じ場所の写真をスライドショーとして表示したり、提示したりします。
ピンの凡例
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ジオタグの場所を示します。 |
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このエリアに複数のジオタグの場所があることを示します。(場所を拡大表示する) |
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選択されたジオタグの場所を示します。 |
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任意の色のピンにドットがある場合、画像の場所が保存されていないことを示します。 |