RAWファイルを閲覧する
RAWファイルはネガと同様、表示する前に現像や処理を行う必要があります。閲覧するのにRAWファイルをすべて現像しなければならないのは大変不便です。ACDSee プロ では写真を閲覧するのにRAWファイルを処理する必要はありません。ACDSee プロ で基本的な処理が行われます。
RAWファイルに写真のサムネイルが埋め込まれている場合は、ACDSee プロ がそのサムネイルを管理モードで表示します。埋め込まれているサムネイルの画質が粗いこともあります。ACDSee プロ はまず埋め込まれたサムネイルを管理モードで表示した後、高画質のサムネイルを作成して再表示します。この処理はウィンドウの下部にあるステータスバーで確認することができます。
高画質サムネイルの表示に時間がかかりすぎる場合は、このオプションをオフにすることができます。（管理モードで[ツール] > [オプション]の順にクリックして[ファイル一覧]を選択し、[高画質サムネイル の作成]チェックボックスをすべてオフにします。）RAWファイルに写真のサムネイルが埋め込まれていない場合は、ACDSee プロが高画質のサムネイルを即座に作成して管理モードで表示します。
[高画質サムネイルの作成]オプションをオフにすると表示が速くなりますが、RAW画像のサムネイルの画質は粗いままとなります。
ACDSee プロはデータベースを検索し、以前にRAWファイルを現像したことがあるかどうかを確認します。RAWファイルの現像設定が見つかった場合、その設定を使用して管理モードで高画質のサムネイルを表示します。
サムネイルは一度作成されるとACDSee プロのデータベースに保存されるため、次回から取得と表示にかかる時間が短くなります。