トーンカーブを調整する

現像モードでは、トーンカーブツールは画像の色調範囲を変更します。トーンカーブグループに埋め込まれたチャネルフィルタリングは、画像の全範囲(RGB)または特定の色(赤、緑、青)のいずれかを調整します。

調整した設定を今後使えるようプリセットとして保存します。

現像モードでトーンカーブツールを使用して行った変更は非破壊的で、クリエイティブな編集に適しています。ピクセルベースの変更の場合は、編集モードでトーンカーブフィルターを使用します。

画像の明度カーブを調整するには:

  1. 開発モードの[開発ツール]ペインで、[調整]タブを選択します。
  2. [トーンカーブ]グループで、下の説明に従ってカーブを調整します。

ミッドトーンの数値フィールドまたは矢印を右クリックすると既定値にリセットされます。数値フィールドまたは矢印をダブルクリックして自動設定を使用することもできます。

トーンカーブのオプション

カーブ

画像に適用する曲線を選択します。「標準」曲線がデフォルトです。カメラ」を使用して、ACDSee プロによって生成された曲線を使用して、画像に適した曲線を作成します。[曲線]ドロップダウンリストは、RAWファイルでのみ使用できます。

チャンネル

調整するカラーチャンネルを指定します。

ヒストグラム

選択したチャネルに基づいて、画像の色情報レベルのグラフィックを表示します。線をクリックしてドラッグし、曲線を操作します。曲線上の点をクリックすると、ヒストグラムの左上隅にノード情報ボックスが表示されることにご注意ください。ノード情報ボックスには、視覚的な表現を提供するために色のブロックで設定されたInおよびOutピクセル値があります。ノード情報ボックスの番号は、入力値のピクセルが出力値に変更されることを示しています。たとえば、In値が40でOut値が80の場合、値が40のすべてのピクセルが80に変更されます。曲線をクリックすると、曲線に新しいポイントが追加されます。ポイントをカーブの上下にドラッグします。ポイントを削除するには、ノードを右クリックして[ポイントの削除]を選択します。

黒の三角形をクリック&ドラッグするかクリックして、黒のポイントを自動設定します。フィールドに数値を入力するか上下の矢印ボタンを使って、黒のポイントを具体的に設定することも可能です。

ミッドトーン

グレーの三角形をクリック&ドラッグするかクリックして、ミッドトーンのポイントを自動設定できます。フィールドに数値を入力するか、上下の矢印ボタンを使って、ミッドトーンのポイントを具体的に設定することも可能です。

白の三角形をクリック&ドラッグするかクリックして、白のポイントを自動設定できます。フィールドに数値を入力するか、上下の矢印ボタンを使って、白のポイントを具体的に設定することもできます。

自動

黒、中間色、白のポイントを自動設定します。

カラーピッカー

カーソルを画像にドラッグして、ピッカーの現在の位置のRGB値を提供するカラーピッカーにカーソルを変更します。希望のトーンで画像をクリックして、対応するポイントを調整カーソルに追加します。

関連トピック: