ノイズとノイズ除去について
ノイズとは、例えば夜空のように無地であるべき場所に、黒、白、あるいは色のついたピクセルがランダムに発生することを指します。デジタル画像では、ノイズは通常暗い部分によく見られます。
ノイズが発生する原因を幾つか挙げてみましょう。ISO 設定が例えば ISO 800 など高い値に設定されている場合、あるいは露出時間を長くした場合。(暗い明かりの元で撮影しようとする場合、ISO 設定を高く、露出時間を長く設定するのが通常です。) しかしながら、デジタルカメラのセンサー内にあるピクセルの残骸が原因にもなります。似たような状況では、カメラのレンズやスキャナ ベッドについたほこりが光を遮断あるいは反射することでも引き起こされます。
画像には一般に 2 種類のノイズが含まれています:ルミナンスとカラーです。ルミナンス ノイズは、特にグレーなど無地の領域に見られる明るさの違いによるノイズで
カラー ノイズは、カラーの違いによってランダムに発生するノイズです。
ノイズは目障りな現象なため、ノイズを除去しようとするのがカメラマンの常です。しかしながら、ノイズを気にしすぎるとシャープネスが失われてしまいます。[ノイズ除去] ツールを使用して、ルミナンスとカラーの両方のノイズを削除することができます。
レガシーバージョンからノイズリダクションを適用してACDSee 究極 に画像を読み込む
もしACDSee 写真館が ACDSee 写真館 2021以前に作成された .acdc ファイルを読み込んだ場合、デノイズ調整レイヤーはレガシー設定で追加され、レガシーアルゴリズムが実行されます。読み込みは画像を変更しません。 新しいスライダーは読み込まれますが、レガシースライダーのみが有効(輝度と色)になり、新しいスライダーは無効になります。 レガシースライダーを動かすと、新しいアルゴリズムが実行され、新しいスライダーが有効になります。 その後、追加のスライダーを使用して画像を再調整することができます。
現在のバージョンで作成されたデノイズ調整レイヤーを含む.acdcファイルは、ACDSee 写真館 2021以前では読み込めません。