グラデーションツールを使用する
編集モードのツールは、写真の全体に調整を適用することができますが、しばしば、写真に対して段階的に適用したい場合もあるでしょう。例えば、ぼかしを写真全体に均一に適用するのではなく、徐々に適用したり、画像の一部に適用したい場合などです。その場合には、グラデーション ツールを使って、効果を写真全体にグラデーションをかけて適用しましょう。
グラデーション ツール
グラデーション ツールが利用可能な編集ツールでは、編集パネル ツールバーの上中央に、グラデーション ツールボタンが表示されます。
グラデーション ツールを使用するには:
- 編集モードで、使用したいツールを選択します。
- グラデーション ツールボタン
をクリックしてグラデーション モードに入ります。または、グラデーション パネルはキーボードのGキーで表示/非表示を切り替えることができ ます。
- パネルでグラデーション設定を指定するか、または作業をしながら、以下の表の説明のように設定します。
- 画像上でガイドを移動します。ガイド ボックスの内部でグラデーションが遷移します。ボックスの一方のサイドではグラデーション ツールによる効果が最大限に適用され、他方では一切適用されません。はっきり確認するには、グラデーションマスクを表示チェックボックスを有効にします。これらのボックスを動かしながら、効果の開始、終了地点を決定します。直線効果を出すには、45°で切り捨てられる角度に固定できるよう効果の位置を決めた状態でShift キーを押し続けます。
- スライダーを調節して効果を施しましょう。
- [適用]または[完了]を押します。
グラデーション ツール オプション
グラデーションの反転 |
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グラデーションマスクを表示 |
このオプションが有効の場合、グラデーション マスクが選択されている色で表示されます。もしくはSキーを押下するとグラデーション マスクを表示できます。ドロップダウン矢印をクリックして別の色を選択します。 |
グラデーション ツールとカーソル適用ツールを切り替える |
Light EQ™ やホワイト バランスのように画像上での描画やクリックを含むフィルタの場合、Alt キーを押し続けることでグラデーション モードをツールの使用に切り替えることができます。 |
グラデーション モードを終了するには、グラデーション ツール ボタンをクリックします。
編集ブラシ モードに切り替える際、グラデーション マスクを保持するには、 Shift キーを押しながら、編集ブラシ ボタンをクリックします。こうすると、グラデーションマスクを追加したり、不必要な部分を削除したりすることができます。
グラデーション ツールは、数多くの編集ツールと特殊効果で利用することができます。ただしこのツールが不必要な場面では表示されません。グラデーション ツールは次のツールでは利用できません: ディテール ブラシ、覆い焼きと焼き込み、サイズ変更、レンズ歪みの補正、遠近の補正、トリミング、回転、描画ツール、ビネット、枠、透かし、修復ツール、赤目補正、選択範囲。