一括ツールについて
「一括ツール」 を使用すると、効率的に 複数のファイルをまとめて変更できるだけでなく、操作が一貫して適用されるため大変便利です。 適用したい操作順に並べ替えて、ユーザー定義の一括のワークフローを作成し、プリセットとして保存することができます。 あなたの名前の一部のついたファイル名に変更したり、別のファイルフォーマットに変換するなど、カスタムの一括ワークフローを作成して頻繁に行うタスクを 自動化します。 一括操作を作成する時は、まず操作リストから必要な操作を選択し、プリセットとして保存する必要があります。
「操作」 って何?
操作は、複数のファイルに適用できる単一の処理です。 一度だけ使用するために操作を実行するか、プリセットとして保存してから複数のファイルに適用することができます。
ACDSee Pro 2 では、次の操作から選択することができます:
- 更新日時を変更: 複数のファイルの日時を調整します。
- フォーマットを変更: ファイルを新しいファイル形式に変換します。
- コピー: 指定されたフォルダにファイルをコピーします。
- 現像: 作成した現像プリセットを適用します。
- 移動: 指定のフォルダにファイルを移動します。
- 名前の変更: 指定されたフォーマットにファイルの名前を変更します。
- サイズ変更: 割合、ピクセル、または印刷サイズに応じてサイズを変更します。
- 情報の設定: ファイルのメタデータ情報を変更します。
- カスタム: 操作を組み合わせて複数の処理を一度に実行します。
「プリセット」 って何?
プリセットは、事前に設定された一連の操作で、 ACDSee Pro 2 が選択されたファイルに対して実行するものです。 例えば、コピーと名前の変更操作を含んだ 「コピー_名前の変更」 という名前のカスタムプリセットを作成し、必要に応じて使うことができます。 「コピー_名前の変更」 操作は、ファイルのコピーを作成し、コピーされたファイルの名前だけを変更します。 また、 「移動」 のように、単一の操作を含んだプリセットを作成することも可能です。 プリセットは、いつでも変更したり、削除したりすることができます。
一括ツールを使用する
カスタムの一括ワークフローを作成するには:
- 操作の対象となるイメージを選択します。
- 一括 ツールを開きます:
- 管理 モードから、左上部にある 一括 ボタンをクリックして カスタム を選択します。 または、ファイル一覧ペインの control + クリックから、 一括 | カスタム を選択します。
- 表示 モードから、 編集 | 一括 | カスタム を選択します。 または、フィルムストリップのcontrol + クリックから 一括 | カスタム を選択します。
- 「一括ワークフロー」 ダイアログボックスで、左側のペインから 1 つまたは複数の操作を選択し、右側のペインにドロップ&ドラッグします。
- 更新日時を変更、 フォーマットを変更、 コピー、 移動、 現像、 名前の変更、 サイズ変更 および 情報の設定 の各操作の設定をカスタマイズします。
- 次のいずれかを実行します:
- プリセットを保存 をクリックして、今後使用する操作としてプリセットを保存します。 プリセットの名前を入力してから 保存 をクリックしします。 次回以降 [一括] ボタンをクリックすると、保存されたプリセットが一覧表示されるようになります。
- カスタマイズされた一括ツールを実行するには、 実行 をクリックします。
ファイルにタグを付けることにより、一括編集のワークフローをスピードアップすることができます。 例えば、変更したい複数のファイルにタグを付ける作業をした後、整理ペインの [タグ] をクリックすると、タグの付けられたすべてのファイルのみがファイル一覧に表示されます。 ファイルを選択してから一括ツールを使用します。
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