もともとはフィルム写真のテクニックとして、スプリットトーンはマルチカラートーン効果を作り出すための強力なテクニックとして知られています。スプリットトーンツールを使用することで、ハイライトとシャドウの色相と彩度をコントロールし、トーンのバランスを調整することができます。スプリットトーンを使用することで、ACDSee での RAW 変換と非破壊編集の際にクリエイティブな効果を追加することができます。
よく使う設定は、プリセット として保存して繰り返し利用できます。
スプリットトーン オプション
ハイライト |
|
|
スライダーをドラッグして、ハイライトの色を選択します。 |
|
スライダーを右にドラッグして、イメージのハイライト内の特定色の彩度を高めます。 |
シャドウ |
|
|
スライダーをドラッグして、シャドウの色を選択します。 |
|
スライダーを右にドラッグして、イメージのシャドウ内の特定色の彩度を高めます。 |
バランス |
スライダーを右にドラッグすると、ハイライトの色が強まります。スライダーを左にドラッグすると、シャドウの色が強まります。例えば、スライダーが最大値 50 に設定されている場合はハイライトの色に完全な効果が適用されます。一方、スライダーが最小値の -50 に設定されている場合はシャドウの色に完全に効果が適用されます。 |
最初にアドバンスカラーツールを使って写真の彩度を低減し、その後にスプリットトーンツールを使って、赤褐色の色相を追加することによりセピア調のエフェクトを作り上げることができます。または、わずかな色相を含む、黒と白のモノクロ写真を作成することも可能です。