一括ツールについて
一括 ツールを使うと、大量のファイルすべてに加えたい変更を一瞬で正確に適用できます。複数の操作でも自分だけの一括ワークフローを作成でき、作成したワークフローはプリセットとして保存できます。カスタム一括ワークフローを作成しておけば、ファイル名を変更して自分の名前を加えたり、画像を他のファイル形式に変換するるなど、頻繁に行うタスクを自動化することが可能です。カスタム一括ワークフローを作成するときは、最初に操作を選択し、その後それをプリセットとして保存します。
各 操作について
操作とは複数のファイルに適用できるオプションのことです。操作実行前にプリセットとして保存しておけば、その後も複数のファイルに同じ操作を一括適用できます。
ACDSee 写真館 9操作には次のオプションがあります。
- 更新日時の変更:複数ファイルの日時を変更します。
- フォーマットを変更:ファイルフォーマットを別のフォーマットへ変換します。
- コピー:希望の保存先へファイルをコピーします。
- 現像:作成した現像プリセットを適用します。
- 移動:希望の保存先へファイルを移動します。
- 名前を変更する:指定したフォーマットでファイル名を変更します。
- サイズ変更:比率(パーセンテージ)、ピクセル、印刷サイズを指定してファイルサイズを変更します。
- 情報を設定:ファイルのメタデータ情報を変更します。
- 新しい一括ワークフロー:複数の操作を組み合わせて、複数のオプションを一括で適用します。
プリセットについて
プリセットは、事前に設定された一連の操作で、ACDSee 写真館 9 が選択されたファイルに対して実行するものです。例えば、[コピー] および [名前を変更する] の操作を含んだ 「Copy_Rename」と呼ばれるカスタムプリセットを作成できます。「Copy_Rename」操作は選択したファイルのコピーを作成し、コピーしたファイルの名前だけを変更します。[移動]のように必要な操作が1つだけのときでも、もちろんプリセットを作成できます。プリセットはいつでも変更したり削除することができます。一括プリセットの使用を参照してください。
一括ツールを使う
カスタム一括ワークフローを作成するには:
- 操作を適用したい画像を選択します。
- 一括ツールを開きます。
- 管理モードで、左上の[一括]ボタンをクリックし、[ 新しい一括ワークフロー]を選択します。または、[ファイルリスト]ペインでCtrl + クリックして、[ 一括] | 新しい一括ワークフローを選択します。
- 表示モードで、[編集] > [一括|> [新しい一括ワークフロー]をクリックします。または、フィルムストリップでCtrl+クリックして、[一括] >[新しい一括ワークフロー]を選択します。
- 一括ワークフローダイアログボックスにて、左のペインから1つ以上の操作を選択し、右のペインにドラッグ & ドロップします。
- タイムスタンプの編集、フォーマット変換、コピー、移動、現像、名前の変更、サイズの変更、および情報の設定操作の設定をカスタマイズします。
- 以下のいずれかの操作を行ってください:
- [保存]をクリックして操作をプリセットとして保存すれば、次回もすぐに使用することができます。プリセットの名前を入力し [保存] をクリックします。次回[一括]ボタンをクリックすると、保存したプリセットがオプションとして表示されます。
- [一括を実行]をクリックしてカスタマイズした一括ツールを実行します。
ファイルにタグを付けると、編集の一括処理のワークフローをスピードアップすることができます。例えば、変更したいファイルにタグを付けてから[整理]ペインで [タグ] をクリックすると、[ファイル一覧] ペインにタグの付けられたすべてのファイルが表示されます。そして、ファイルを選択して一括ツールを使用します。