シャープネス
シャープネス ツールを使用して、画像の詳細を引き出したり、クリアに仕上げたりすることができます。
使用した設定は プリセットとして保存し、後で再利用することができます。
画像をシャープにするには:
- 現像モードでディテール タブを選択します。
- [シャープネス] グループで、以下の説明を参考にしてスライダを調整します。
スライダーを右クリックすると既定値に戻します。
シャープネス オプション
度合い |
各エッジに追加する、あるいはエッジから削除する光の量を指定します。 |
半径 |
各エッジの周りを調整するピクセルの数を指定します。値が高くなるほどシャープになるピクセルの数が増えるため詳細が粗くなり、値が小さくなるほどシャープになるピクセルの数が減るため詳細が細かくなります。 |
マスク |
ノイズやテクスチャのシャープネスを抑えながらエッジを対象にします。マスクの適用領域を表示するには、マスクスライダーを動かしながら、Alt キーを押します。値が高くなるほどシャープになるピクセルの数が増加します。 |
ディテール |
強度を減らすことにより光輪(極端なシャープネスを適用したエッジの周囲に現れる光の枠線)を抑えます。値が大きいほど、減らす度合いが強くなります。 |
しきい値 |
エッジ内のピクセルをシャープにする前に、エッジ内に見られるピクセル値の異なるべき量を指定します。値が高くなるほど強いエッジのみがシャープになりますが、ノイズを最小限に抑えることができます。値が低くなるほど強弱両方のエッジがシャープになりますが、ノイズ を増やすことになります。エッジを浮き出しながらも、背景のノイズを最小に保つようにしきい値を設定するのが理想です。 |
詳細ペイン上部にある [プレビューウィンドウ] で変更を確認します。画像上でオーバーレイの四角を移動してプレビュー ウィンドウが表示するエリアを変更します。
シャープネスグループの[設定]ボタン をクリックし、[ 新しいデフォルトを保存する]を選択し、RAWファイルのデフォルトのシャープを設定します。