データベース ACDSee について
フォルダを参照すると、
キャッシュされたサムネイルのプレビューを格納したり、コンピュータ上の各画像またはメディアファイルに、次のような情報を追加したり編集したりすることができます。
- カテゴリ
- 注記
- キーワード
- カラーラベル
- 作成者
- 日付
- 重要度
- キャプション
- 顔データ
データベースからフォルダを除外したり、除外したフォルダにあるコンテンツを他の画像またはメディアファイルと切り離して保管したりすることも可能です。
ACDSeeSee でファイルに ACDSee メタデータを追加すると、そのファイルはデータベースにリンクされます。Windows エクスプローラなど ACDSee 以外のプログラムを使用してファイルのコピー、移動、名前の変更を行うと、データベースとのリンクが壊れ、ACDSeeSee メタデータが消えることがあります。
ファイルに ACDSee メタデータを埋め込む
ACDSeeメタデータを編集する場合、またはこのメタデータをファイルに追加する場合、
例えば、ACDSee メタデータをファイルに割り当てると、そのファイルはデータベースにリンクされます。Windows エクスプローラなど ACDSee 以外のアプリケーションを使ってそのファイルを移動すると、リンクが壊れてしまいます。しかし、リンクが壊れてもファイルそのものにデータが埋め込まれている場合は、ファイルに埋め込まれたデータを使用して ACDSee メタデータを取得することができます。
ダイアログが表示された時に ACDSee メタデータをファイルに埋め込むには:
- [ACDSeeメタデータの埋め込み]ダイアログの[埋め込み]セクションで、埋め込みたいメタデータのタイプを選択します。
- 次のいずれかを実行します:
- ネットワーク上に存在するファイルにデータを埋め込むには、[ネットワーク ドライブのファイルを含む ] チェックボックスを選択します。
- データの埋め込みに対応していないファイル形式のサイドカー ファイルに情報を書き込むには、[埋め込み XMP をサポートしていないフォーマットのサイドカー ファイルを書き込む] を選択します。
- ダイアログの現在の選択を適用し、次回以降に自動で選択されているようにするには、[今後は確認しない]を選択します。
- [埋め込み] をクリックして、ファイルにデータを埋め込みます。進行状況バーに続き、次の項目を示した [埋め込みの概要レポート] ダイアログが表示されます:
- 選択された画像数:選択されたファイル数が表示されます。
- 処理された画像数:実際に処理されたファイル数が表示されます。(データの埋め込みの必要のないファイルを選択した場合、[選択された画像数] とここに表示される数字が異なることがあります。)
- 処理済画像数:データの埋め込みが完了したファイル数が表示されます。
- エラーが発生した画像:様々な理由から、データの埋め込みが完了しなかったファイル数が表示されます。(エラー ログを表示するには、[エラーの表示] をクリックします。)
- [閉じる]をクリックします。
ACDSee メタデータをいつでも埋め込むには:
ファイルにデータを埋め込む処理は、いつでも行うことができます。
- [ツール] > [メタデータ]>[ACDSee メタデータの埋め込み] をクリックして、次のいずれかを選択します:
- すべてのファイルに埋め込む:すべてのファイルに対してデータを埋め込みます。
- 選択したファイルに埋め込む:選択したファイルに対してデータを埋め込みます。
- [ACDSeeメタデータの埋め込み]ダイアログの[埋め込み]セクションで、埋め込みたいメタデータのタイプを選択します。
- 次のいずれかを実行します:
- ネットワーク上に存在するファイルにデータを埋め込むには、[ネットワーク ドライブのファイルを含む ] チェックボックスを選択します。
- データの埋め込みに対応していないファイル形式のサイドカー ファイルに情報を書き込むには、[埋め込み XMP をサポートしていないフォーマットのサイドカー ファイルを書き込む] を選択します。
- [埋め込み] をクリックして、ファイルにデータを埋め込みます。進行状況バーに続き、次の項目を示した [埋め込みの概要レポート] ダイアログが表示されます:
- 選択された画像数:選択されたファイル数が表示されます。
- 処理された画像数:実際に処理されたファイル数が表示されます。(データの埋め込みの必要のないファイルを選択した場合、[選択された画像数] とここに表示される数字が異なることがあります。)
- 処理済画像数:データの埋め込みが完了したファイル数が表示されます。
- エラーが発生した画像:様々な理由から、データの埋め込みが完了しなかったファイル数が表示されます。(エラー ログを表示するには、[エラーの表示] をクリックします。)
- [閉じる]をクリックします。
ACDsee 2022 は、XMP を使用して ACDSee メタデータを各ファイルに埋め込みます。XMP に対応しているのは一部のフォーマット、拡張子のみです。例えば、GIF、JPEG、DNG、PNG、PSD および TIF などです。これらのファイルフォーマットの場合、ACDSee メタデータはファイル内部に埋め込まれるため、ファイルの名前を変更したりACDSee 2022の外に移動したりしても ACDSee メタデータを読み出すことができます。現時点で XMP をサポートしていない RAW、ABR の場合、ACDSee メタデータは、サイドカー ファイルに書き込まれ、同じフォルダに保存されます。サイドカー ファイルは元のファイルとは別ファイルであるため、名前の変更やファイルの移動は一緒に行う必要があり、そうしないと ACDSeeメタデータは失われます。
埋め込み保留中アイコン
管理モードのファイル一覧ペインでは、次のオーバーレイアイコンはファイルの上部に表示されます。ファイルは、未書き込みの
右クリックして次のどちらかの操作を選択してください:
- ACDSee メタデータを埋め込む: メタデータをファイルに書き込みます。
- 埋め込み保留中のアイコンの消去: オーバーレイ アイコンは消えますが、メタデータはファイルに書き込まれません。
データの埋め込みが必要なファイルを表示する
埋め込む必要があるデータが含まれているファイルを確認するには、[埋め込み保留中] オプションを使うとファイルを簡単に一覧表示できます。
データの埋め込みが必要なファイルを表示するには:
カタログ ペインの [スペシャル アイテム] から [埋め込み保留中] を選択します。
ファイル一覧に、埋め込みの必要なデータを含んでいるファイル一覧が表示されます。
ファイルに埋め込まれている ACDSee メタデータを取得する
ファイルの格納されているフォルダを参照すると、ACDSeeメタデータの一部が取り込まれ、データベースに書き込まれます。ただしカテゴリとキーワードはこれに該当しません。
すべての ACDSee メタデータ (カテゴリとキーワードを含む) を取得するには、[ツール] >[データベース] > [ファイルのカタログ化]をクリックするのが最も安全です。その後、以下が適用されます:
- GIF、JPEG、DNG、PNG、TIF 形式のファイルについては、すべてのデータが取得されてデータベースに書き込まれます。
- ファイルのサイドカー ファイルがフォルダ内に存在し、ファイル名が同一である場合、データベース情報が取得され、データベースに書き込まれます。
- ファイルとそれとペアになっているサイドカー ファイルが移動された、あるいは名前が変更された場合、ACDSee メタデータは取得されずに失われてしまいます。