スプリットトーンを調整する

スプリットトーンはもともとフィルム写真で使われていた技術で、画像に複数のカラートーン効果を適用できます。「スプリットトーン」 ツールは、スライダでトーンのバランスを調整しながら、ハイライトとシャドウの色相と彩度をコントロールします。スプリットトーンはACDSee 写真館 8 Mac用 での RAW現像や非破壊編集に創造的な要素を追加します。

使用した設定は プリセットとして保存し、後で再利用することができます。

ハイライトとシャドウを調整するには:

  1. 現像モードで調整タブを選択します。
  2. スプリットトーングループにて、スライダーをドラッグして、下表で説明されているようにハイライトとシャドウの調整を行います。

スプリットトーンのオプション

ハイライト

色相

スライダーでハイライトカラーを選択します。

彩度

スライダーを右にドラッグして画像のハイライト部分の指定色の彩度を上げます。

シャドウ

色相

スライダーでシャドウカラーを選択します。

彩度

スライダーを右にドラッグして画像のシャドウ部分の指定色の彩度を上げます。

バランス

スライダーを右にドラッグするとハイライト色を強調し、左にドラッグするとシャドウ色を強調します。例えば、スライダーが最大値50に設定されている場合、ハイライト色が最も強調され、スライダーが最小値-50に設定されている場合は、シャドウ色が最も強調されます。

セピアトーン効果を出すには、まず 「アドバンスカラー」 ツールで写真の彩度を落とした後、「スプリットトーン」 ツールで赤茶の色相を適用します。わずかに色づけした白黒写真を作成することもできます。

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