覆い焼き・焼きこみ
選択した領域の明るさや彩度を調整して写真品質を向上させることができます。覆い焼き、焼きこみ、飽和、不飽和の 4 種類が用意されています。
覆い焼きと焼きこみツールを使用すると、写真の一部を明るくしたり暗くしたりすることができます。たの部分には影響を与えません。このツールは、露出不足の部分を明るく、露出過多の部分を暗くする場合にしばしば使用されます。
使用した設定は プリセットとして保存し、後で再利用することができます。
画像の一部に覆い焼き、焼きこみを適用する
写真の一部を明るく、暗くするには:
- [編集] モードで、[露出/ライティング] グループから、一部を明るくするには [覆い 焼き] ツールを、暗くするには [焼き こみ] ツールを選択します。
- [ツールの設定] で次のいずれかを選択します:シャドウ、中間調、ハイライト。
- 範囲 スライダを調整してシャドウまたはハイライトの対象領域を微調整します。範囲を増やすと対象となる色域を広げ、減らすと範囲を狭めます。
-
[ブラシの設定] で次の設定を行います:
- [ペン先の幅] スライダーでブラシのサイズを選択します。
- [フェザリング] スライダーでストロークのエッジをソフトにします。
- [強度] スライダーでストロークの強度を調整します。
- 画像の明るくしたい、暗くしたい領域をドラッグします。
-
[完了]をクリックします。
フィルタのドロップダウンメニューやツールバーから [覆い焼きと焼きこみ] ツールにアクセスすることもできます。
範囲スライダを調整すると、ブラシの影響を受ける領域がプレビューでグレースケール画像として表示されます。プレビュー画像でピクセルが明るいほど、ブラシストロークの影響を受けます。白い領域は強く影響を受け、黒い領域は影響を受けません。覆い焼き、焼きこみの効果を適用したい部分が白く、そうでない部分が黒くなるように範囲スライダを動かしてください。
Shift キーを押しながらスクロールするとフェザリングを調整できます。
写真の彩度を上げる、下げるには:
- 色の彩度 を上げるには [飽和] ツールを、彩度を下げるには [不飽和] ツールを選択します。
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[ツールの設定] で次のいずれかを選択します:
- [標準] を選択すると、写真のすべての領域を対象とします。
- [自然な彩度] を選択すると、彩度の低い色を対象とし、肌の彩度が極端に上がることがなくなります。
- [ブラシの設定] で次の設定を行います:
- [ペン先の幅] スライダーでブラシのサイズを選択します。
- [フェザリング] スライダー でストロークのエッジをソフトにします。
- [強度] スライダーでストロークの強度を調整します。
- 画像の明るくしたい、暗くしたい領域をドラッグします。
- [完了]をクリックします。
スライダーを右クリックすると既定値に戻します。