現像モードについて
画像の細部までお好みどおりの調整・調節を可能にするツールが充実した現像モードなら、大切な画像のジオメトリをかんたんに修正でき、プロ級の仕上がりを実現します。
「現像」モードで画像を調整しても、オリジナルファイルが変更されることは決してありません。変更は別のファイル内に保存され、画像を開くたびにそれらの変更が適用されるという仕組みになっています。便利な ACDSee 写真館 8 Mac用 の非破壊的な編集なら、どんなに変更を加えても画像を元の状態にいつでも復元できますので、自由に編集することができます。
処理済みの画像を「現像」モードで開くと、最後にその画像を処理した時の設定で開かれます。そのため、いつでも処理した画像を開いて、最後に使用した設定をリセットしたり、画像を元の状態に戻すことができます。
現像モードで スペースバー を押すと、フォルダ内の次の画像に進みます。
現像モードでのカラーピッカーの使用
現像モードでカラーピッカーを使用する場合、カラーマーキーの横のRGB値は、ホバーカーソルのすぐ下のピクセルのRGB値に関連するものです。RGB値は、カーソルの動きを反映して変化します。
画像処理
画像を現像するには:
- 1 つ以上のファイルを選択して、現像をクリックします。
- 「調整」タブで、次のコントロールグループを使って実行します。「 一般」、「 ホワイトバランス」、「 Light EQ™」、「カラーEQ」、「スプリットトーン」、「ソフトフォーカス」、「クロスプロセス」、「ヴィネット効果」、「トーンカーブ」、および「出力色空間」。
- 「 詳細」タブで、「シャープネス 」、「 ノイズ除去」、「色収差」、または「フリンジ除去」を使用してディテールを調整します。
- 「ジオメトリ」タブで、「レンズの歪み」、「回転&傾きを直す」、「透視」、「トリミング」、または「 ヴィネット除去」ツールを使用して、ジオメトリを修正します。
- 補正タブ で赤目やしみを修正します。これには赤目補正ツールと 修復とクローンツールを使用します。
保存とキャンセル
画像の処理後は、次にしたい操作によって画像の保存方法を選択します。
画像を保存して前のモードに戻るには:
- 完了をクリックします。
- 次のいずれかを選択します:
- 保存:変更を保存します。
- 名前をつけて保存:処理した画像を新しい名前で保存したり、別のフォーマットで保存することができます。
- 破棄する:変更を破棄します。
- キャンセル:追加した変更は保存されず、現像モードの画像がそのままの状態で残ります。
保存確認のプロンプトをその都度表示せず、追加した変更を自動で保存したい場合は、自動保存のチェックボックスにチェックを入れてください。すると次回より、新しい画像へ切り替えると、プロンプトが開くことなく変更は自動で保存されます。この設定はACDSee 写真館 8 Mac用 | 環境設定にて元へ戻せます。
画像を保存して他の画像の処理を続行するには:
名前を付けて保存をクリックして、処理した画像を新しい名前で保存したり、別のフォーマットで保存することができます。
画像の変更を破棄して前のモードに戻るには:
キャンセルをクリックしてください。
現像モードの表示コントロール
|
オリジナルの表示 |
変更をオン/オフで切り替えて、オリジナルと比較することができます。 |
|
フル スクリーン |
画像をフルスクリーンで表示します。 |
|
フィルムストリップを非表示 |
フィルムストリップを閉じます。 |
|
ズーム スライダ |
ズームを制御します。スライダをドラッグしてズームを調整します。 |
|
ズーム ドロップダウンリスト |
ドロップダウンリストから、希望のズームを選択します。 |
|
実際のサイズ |
現行の画像を原寸に戻します。 |
|
画像に合わせる |
現像モードの領域に合わせて画像を縮小します。 |
最適なパフォーマンスを確保するために、画像を表示や処理する際にGPUが使用されます。コンピューターに複数のGPUがある場合、オペレーティングシステムがどのGPUが使用されるのかを決定します。